さいたま市の社労士「吉田社会保険労務士事務所」

中小企業庁は、平成20年度の「下請代金法の取締状況」「下請かけこみ寺事業の
実施状況」を取りまとめて平成21年6月3日に、また、「下請かけこみ寺相談取扱
状況(速報)」を平成21年6月10日に、公表しました。
(1) 平成20年度の「下請代金法の取締状況」について
平成20年度は、202,153社(平成19年度は約13万社)に対して書面調査が
実施されました。
これらに基づき、違反容疑の高い1,117社に対して立入検査が行われ、
うち1,004社に対して、2,472件の違反事項について書面による改善指導が行われ、
減額した下請代金等の合計約1,245百万円の支払について親事業者に指導されました。
法違反の禁止行為の内訳は、下請代金の支払遅延(48.7%)、
下請代金の減額(33.5%)が多く、この二つで全体の約82%を占めています。
また、重大な違反行為のあった4社(平成19年度は1社)については、
公正取引委員会へ措置請求が行われました。
(2) 平成20年度の「下請かけこみ寺事業の実施状況」について
平成20年度は、全国48ヵ所に設置されている「下請かけこみ寺」にて、
3,836件(例年は年間200~300件)の相談対応が行われ、
394件の弁護士無料相談および19件のADR(裁判外紛争手続)が行われました。
相談の内訳は、建設業法関係914件、下請代金法関係894件、
貨物自動車運送事業法関係214件等でした。
(3) 平成21年4月・5月の「下請かけこみ寺相談取扱状況」について
平成21年4月1日から5月29日までの累計値(速報)の相談件数は、961件でした。
相談の内訳は、建設業法関係322件、下請代金法関係138件、
貨物自動車運送事業法関係61件等でした。